衛星測位システム開発競争
最近・・・といっても数ヶ月前ですが、中国が独自の衛星測位システムをついに完成させたというニュースがありました。測位システムといえば、古くはアメリカの「TRANSIT」が存在するわけですが、近年はスマートフォンでも利用できるということで、身近なものではあります。中でも、アメリカのGPS(Global Positioning System)は有名ですが、少々混同されて使われているようで・・・GPSは衛星測位システムの1つに過ぎません!
また、当サイトが注目する南インド地域でも、大国インドが「NavIC(Navigation Indian Constellation)」という測位システムを構築してます。測位システムを構築するわけではないようですが、韓国も「千里眼3号」という通信衛星を稼働させてますね。そこで、唐突ですが、地球規模で構築されている代表的な衛星測位システムを押さえておきたいところです。
- ジーピーエス GPS:Global Positioning System(アメリカ合衆国)
- グロナス ГЛОНАСС:ГЛОбальная НАвигационная Спутниковая Система(ロシア連邦)
- ガリレオ Galileo(ヨーロッパ連合→イギリスは離脱)
- 北斗卫星导航系统/COMPASS(中華人民共和国)
(References)
日刊工業新聞(2018年12月2日)
日刊工業新聞(2018年12月2日)
ところで、有名なGPSがあるにもかかわらず、なぜ各国は代替システムを構築するのか。・・・それは、安全保障の問題からやむを得ないところではあります。GPSもアメリカの政策次第では利用できなくなるかも。そういう日本も多額の費用をかけて、準天頂衛星(Quasi-Zenith Satellite)「みちびき」を投入してます。単独事業では割に合わないとしても、裾野を含めれば費用に見合うということでしょうか。個人的には、相手国の事情で利用できなくなる可能性を考えれば、構築する意義は十分にあると考えます。(何が起こるか予想できない世の中なら尚更・・・)

(References)
宇宙産業の発展に向けて―我が国宇宙産業の国際競争力強化を目指して―(経済産業省)
宇宙産業の発展に向けて―我が国宇宙産業の国際競争力強化を目指して―(経済産業省)
